■実施日
2004年3月10日(10:50-12:15)
■講師
猿渡 厚史 (東京学芸大学附属小金井小学校)
真山 茂樹 (東京学芸大学生物学教室)
■対象・内容
6学年生徒に対して、水中の微生物について紹介し、その中で珪藻について説明を行った(授業用に作成パワーポイントを作成した。それには映像集に収録されている原生動物・珪藻の映像も収録した)。
校庭の池をサンプリングし、それを顕微鏡で観察して何がいるかを調べた。そこから食物連鎖や光合成などについて考えた。
■授業の流れ
+1日目+
・導入(動機付け)
今日はミクロの生物(微生物)について学習することを説明。各自がどんなことを考えているか、やってみたいか、事前に計画したことを生徒に発言してもらう(ミジンコの生態を見る、植物プランクトンの種類を調べるなどの発言)。食物連鎖が一つのキーワードであることを意識させる。
・解説(池にいる微生物)
事前に準備した映像を元に、学校の池にどんな微生物(ミジンコ、ゾウリムシ、アメーバなど)がいるかを映示し、それぞれ何か、どういう大きさか、どれが何を食べているかなどを説明。
・解説(珪藻)
微生物の映像の最後に、珪藻を紹介。色や形、種類などについて説明。
・観察(顕微鏡)
珪藻のプレパラートを観察。いろいろな形をしていることを実際に見る。
・採集(池)
生徒全員で校庭に出て、池の水を採集。
・観察(顕微鏡)
今度は池から採集してきた水の中に何がいるかを観察。
・まとめ
どんなものがいたかを振り返り、それぞれに生徒が気がついたことなどを発言し、総括して終了。 |