情報爆発を人口爆発の解決につなげたい
世界人口は2050年には90億を超えるとされています。この人口増をささえるには年あたり4400万トンの食糧増産が必要とされています。これは今後、従来比で38%増の速度での増産が必要であることを意味します。これを限られた資源(土地、水、肥料等)のもとで達成するためには、作物の遺伝的改良や栽培技術の向上により生産性を加速度的に向上させていかなければなりません。私はこのような問題に立ち向かうべく、ゲノム、遺伝子発現・ネットワーク、栽培環境データ、画像データなど、作物に関する多様で大量な情報(Information)から、作物の遺伝的改良や栽培技術の向上に結びつけられるような「知(Knowledge)」を引き出すための手法研究を行っています。
「情報」はそのままでは「知」になりません。爆発的に増加する人口に、そして、爆発的に増える生物情報に、統計学・遺伝学・情報学・育種学など、様々な学問分野の技術や理論を駆使して立ち向かう。そんな研究に興味をもたれた人は是非、生物測定学研究室まで一度足を運んでみてください!
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