Genusの板状葉緑体
Genusの円盤形または顆粒状の葉緑体
Genusの紐形葉緑体
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葉緑体の数は中心珪藻では1細胞中に多数もつ種類が多く、羽状珪藻の縦溝類では1細胞中に1、2枚持つものが多い傾向にあります。羽状珪藻の無縦溝類はこれらの中間で、多数もつ種類と少数持つ種類が同じような割合でみられます。葉緑体の形は多様です。最も単純な形は板状ですが、このほか多角形、蝶形、紐形、不定形、楕円形、円盤形、顆粒状のものなどがあります。しかし葉緑体について集中的に行った研究は非常に少なく、過去における総説はなんと20世紀初頭の1902-1903年にメレシュコフスキー(C.Mereschkowsky)が執筆したものと、1908年にハインツァーリンク(O.Heinzerling)によるものしかないのです。 |