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8-4. 顕微鏡観察について |
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通常の生物顕微鏡を使用しますが、川や池でとれる付着性の種類は小さいものが多いので、できるだけ油浸系の高倍率の対物レンズを用意して下さい。ただレンズの性能が高いほど、高価なものになりますので、扱いに十分注意して下さい。
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古くからメガネケイソウという名で呼ばれる珪藻があります。Pleurosigmaの種類のことですが、明治時代あるいはそれ以前、レンズをメガネと呼んでいた頃、この珪藻は顕微鏡用のレンズの良否を識別する材料としてつかわれていたそうです。
1000倍以上にも拡大してレンズの像の良否を検査できるような検査板をつくることは、科学の発達した今日でも不可能に近いことだそうで、そのような目的に適した天然の材料として利用されたのがメガネケイソウなのです。 |
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